神様のレシピ
伊坂作品をひたすら読んでる。
ラッシュライフ、モダンタイムス、陽気なギャングなんかは
まだ読んでないけど・・・。
作者のテーマなのか、解説でも言われるように
「神様のレシピ」やら全ては決まっていることで、
その上で登場人物たちは頑張っているというのが
なんだかもの哀しい。
「死神の精度」なんか主人公が(とあることを除いて)神様のレシピに沿うことに何の疑問も持っていないし。
あとは、作品同士のリンクも地味に多いなあと。たとえば
グラスホッパーの蝉が「いつか洪水が〜」と語っている
↓
魔王の弟君「洪水にも動じない一本の木になりたいんだよ」
とか
某島に足りなかったピースをはめた人
↓
別作品に出てきて(何故か徒歩で無茶してるし)神様のレシピについて語る
とか
魔王にはちゃっかり出てる死神が。
そして死神の精度には某動物好きのイケメンが。
さらに某作品には動いて話すカカシの話が。
作品のつながりは、今呼んでいる限りでは殆どストーリーにはかかわってこないから、単なるファンサービスなんだろうなあ。