とらドラ!読了

いやー9巻まで読んでね、あの展開にえええそれはないでしょ・・・と思って
最終巻買わずにいたんだけど某赤い人がレビュー書いてたんで触発されて・・・というわけでネタバレ全開なので未見の人注意。



竜児と大河はやっぱり、お互いに特別な存在であることを認め合っていて、それは恋愛とは別のものなんだろうなだと思っていたんだけど、本文では「父と娘でもなく、兄と妹でもなく、姉と弟でもなく」って。櫛枝さんと竜児が大河関係に葛藤しながら結ばれて、さあ今度は大河の番だ!みたいなエンディングを想像していた俺はなんか悲しくなった。結局、兄貴がいなくなったとたん北村が恋愛大明神になっちゃうし・・・亜美はキレるし大河と櫛枝がおかしなことになるし麻耶と能登がどうなったのかは記されていないし(スピンオフが出たり・・・しないか)春田の付き合った相手とか、超きになるんだけど。まあそれは置いといて、親との関係は絶たないことにした二人がねえ、素晴らしかったです。うん。にしても櫛枝はかわいそうだなー、両思いだったのにいらぬ気を使っていたらいつの間にか竜児は櫛枝<大河だし。夏の別荘の時あたりに結ばれてればねえ。まあそこでそうしないのが櫛枝さんなんですけど・・・(そういえばあの時に複雑な大河が描かれていたなあ)まあ作者が「かわいそう萌え」を公言しているように、亜美も独身(30)も惨憺たるかわいそうぶりだ。三人の将来が明るいといいよね。


とりあえず今となっては「まあこれはこれでアリなんじゃね?」状態です


竜児と大河がくっついたのに不満な人には、
とらドラ!P」を購入するという選択肢があるのが救いになったなあ。
独身がバッドエンド扱いみたいだけど、いい救済措置だね!


それにしてもその後の竜児達の姿が気になって仕方がない