DLCに関して

スト鉄を様子見していたら、案の定カプコンが「秋頃にDLC予定してます」のアナウンス。ところがキャラデータはすでにディスク内に存在しているわけで、
これはどういうことなのかというと、元々vita限定キャラと思わせておいた複数キャラを「PS3/XBOXで使いたい方もいると思ったので」といった体で有料配信するつもりだったが、データ解析により実は単なるアンロック商法で、すでに完成しているゲームから一部の要素を掬い取ってあえて未完成のものとし、金を搾り取ろうという狙いがばれちゃったわけ。

課金家庭用ゲーといえばバンナムが有名だが、アイドルマスターにしても衣装なんかを買わなければゲームを遊ぶのに困るといったことはなかったように思う。
でもスト鉄は格ゲーなわけで、しかも1.2キャラならともかく五人以上のキャラをDLCにするとなると相当ゲームに関わってくるわけ。
格ゲーはキャラ対策が重要だから、購入してトレモでいじらないとわからないネタとかたくさん出てくるだろうしね。

今回のケースは、別に初めてというわけではない。MVC3でも、ジルとシュマゴラスがDLCキャラだったが、一体につきだいたい400円というふざけた値段設定だった。
でも、それはまだいい。というのもその2キャラは弱キャラだったし。問題なのは、一年後に完全版が出たことである。大量の追加キャラ、ゲームバランスの見直し、要するにゲームのバージョンアップ。ゲーム会社お得意の焼きまわしというやつだ。ストリートファイターでも、すぐにスーパーストリートファイターが出たし、一年で今度はAEに切り替わり、それもDLC。さすがに有料アップデートした挙句クソゲーだったAEは無料で修正されたわけだが、スト鉄はどうなるのか?

来年には完全版が出るんじゃねーかな。ブルース・アマキンとか追加したりしてさ。DLCキャラも全収録!みたいに。
なんつーかコーエーの無双・猛将伝コナミのパラプロ開幕版・決定版見るたびに思ってたんだけど、つくづく完全版商法はクソだわ。
DLC出すにしても、それが発売後に作られたものならともかく、アンロックデータで、ただ追加料金をもらうためにあえて消しておきましたーみたいなのはダメだ。
MGSですら完全版が出てたし、ゲーム業界の病気みたいなものかもしれない。これじゃゲームの新作は売れなくなるばかりだ。