Speaking words of wisdom

きみが自分で感じ、きみの魂から迫り出て、聞く人みなの心を根づよい興味で打ちまかすのでなければ、きみの思うことを遂げることはできないだろう。まあ、せいぜいこしかけて、にかわでつぎ合わせたり、他人のごちそうのごった煮をこしらえたり、きみの灰の山の中からとぼしい炎でも吹きおこしていたまえ!
子どもやサルを感嘆させることはできよう。それがきみの口に合うならば。だが、きみはけっして心から心に働きかけることはできないよ、本当にきみの心からでたものでなければ。(ゲーテファウスト』より)


小説の批評に対して「だったらお前があれくらい売れる作品を書いてみろよ」とか言ってくる人がまじで何言ってるのかわかんないっす。予防線を張っておくんだけど結局叩かれて、そしたら今度はこういった愚にもつかない反論をして、みたいな流れがあまり好きではない。


これからは「あーこいつはめんどくさそうだな」と思ったやつの前ではたとえ「恋空」だろーがなんだろーが褒めちぎってやるよ。そうして欲しいんだろうからね。